神経をとった歯は枯れ木のようになっていきます。
- 枯れ木の葉は茶色くなります。
⇒ 神経のない歯は茶色く変色してきます。 - 枯れ木は枝が折れやすくなります。
⇒ 神経のない歯は割れやすくなります - 枯れ木は根が腐ったり、虫が食ったりします。
⇒ 神経のない歯は根音に膿がたまったり、 病気になったりします。
最近では、神経のない歯はリスクの高いものと判断され、すぐ抜いてインプラントを入れたがる歯科医師が多いようです。
歯を失う原因のトップが「折れる・割れる」。神経がない歯ほど折れやすく、割れやすい。
神経はできるだけとらない方がいい。
症例
左下7・8 放置された大きな虫歯
こんな大きな虫歯を見れば咬めば痛みもあるし、しみるし、神経をとらなければならないと歯科医師に言われても「仕方ない」と思ってしまいますね。
レーザー・3Mixなど神経を保存するためにあらゆる手段を使います。
虫歯の穴に向かって手前に大きく倒れてしまった親知らずは矯正治療で起こしている。
親知らずは抜歯を前提に神経をとったが、現在も異常なく保存している。
左下7はセラミックインレーで修復したが、これだけ大きな虫歯も現在まで問題なく経過している。
※ レントゲンの画質が悪いので差し換え予定。