あなたはもう歯を失わない
日本人の歯の現状は目標と言われる80歳で20本には程遠い。
80歳で20本以上歯がある方は平成23年のデータ(図1)でも30%に満たない。(赤線囲み)
平成11年のデータと比べて増えているように見えるがまやかしです。
平成11年時に75歳だった方が平成23年には85歳になっています。
グラフの横赤線は10年後右の年齢のグラフになっているのです。
どの年代も10年後は確実に歯を失い割合が減っているのです。
今までと同じことをしていては確実に歯はなくなるのです。
直すことでなく、直さなくてすむことを考えませんか?
すべての病気には原因がありますね。
風邪を引いたのは疲れや不摂生から抵抗力が落ちていた時に風邪のウイルスに感染し、ウイルスに負けてしまったのです。
医者は言うでしょう「今日は仕事を休んで、消化の良いものを食べて、風呂には入らず、しっかり寝なさい。」と。そして熱が高ければ熱で体力が消耗しないように解熱剤を。咳が出るなら同じように体力を消耗するので咳止めを。そして抗生剤を出すでしょう。
これが原因に対する治療ですね。
ところが、歯科では虫歯になれば穴を埋めることしかしませんね。
あなたもそれが“虫歯治療”だと思っているので「早く詰めて欲しい」と思うわけです。
どうでしょう。原因もわからず解決もしないで穴を埋めればよいでしょうか?
数年したらまた虫歯で治療になるでしょう。
今までそんなふうに治療を繰り返してはいませんか?
日本ではこんなふうに治療を繰り返し結果として60過ぎたら歯がなくなり、入れ歯やインプラントになるのが当たり前のようです。
それが普通だと思っていませんでしたか?