HC=0とは、Health Care=0(ヘルスケア・ゼロ)の略で、日常生活において、口腔の健康について意識することなく、特別な治療や手当をしなくても健康が維持できる状態の事を指します。当院では、このHC=0を治療方針に掲げ、患者様にとって最善の診療を提供いたします。
治療の選択
どんなに医療技術が進歩しても、人間が人の部品(例えば歯)を作り、機能させることは不可能だと言われています。どれほどお金をかけ、著名な歯科医師の治療を受けたところで残念ながら「健康」を買うことは出来ないのです。「親から頂いた健康な身体を大切にして頂きたい。」そう願う方がほとんどだと思いますが、多くの場合、歯科医院に行けばすぐに“削る”“詰める”“かぶせる““抜く”といった選択を迫られその日のうちに処置がされるのです。
ちょっと待って下さい。例え1mmでも削った歯は絶対にもとには戻らないのですよ。
本当にあなたの歯は、“削らなけらば”“詰めなければ”“かぶせなければ““歯や神経を抜かなければ”いけないのでしょうか? もし、あなたが「抜きたくない」「削りたくない」と願うのであれば、ここにはそのための手段があります。
健康とは…
健康とは空気のようなもの…といいます。ダイビングで水中に潜ったとき、あらためて空気の重要性を感じ、ボンベのエアーの量を気にします。病気になってはじめて健康のありがたさを感じます。口腔の健康も同じです。若いうちは大きな病気になることもなく健康のありがたさを感じ難いのですが、年齢とともに衰える体力や身体の状況に健康を意識させられるようになります。
大きく健康を損ねてからでは回復は難しく、時間と費用もかかります。
当院の使命
医療とは、いつの時代においても、医療を受ける人々の利益となることを第一と考え、健康で快適な生活をサポートするものでなければなりません。
時代は流れ、政治、経済をはじめとする社会背景や科学の進歩により、疾病構造も大きく変化し、さらにインターネットの普及による歯科情報の氾濫、個人の価値観の変化が進み、人々が歯科医院に期待するものや歯科医院を選ぶ基準も変わり、歯科医療の果たすべき役割も変化しなければならない時代となりました。
近代歯科医学の進歩は、インプラント、セラミックなどによる人工的修復は目覚ましい進歩を遂げ、さらに審美の追求へと大きな精力を注いでいるのが現状です。今日では、あたかも精密で審美的な修復を究めることが歯科医療の目的であるかのように誤解し、それを求める人々すら増えているようです。
これが歯科難民への転落の第一歩。世の中に漂流する歯科難民を、デンタルインタビューによって救い出し、卓越した技術によって口腔の健康から全身の健康へと導くことが当院に与えられた使命であると考えます。