山田歯科医院|渋谷区幡ヶ谷|一般・小児・審美・矯正歯科など

歯科総合検査

これだけは知っておきたい!歯科総合検査について

歯科総合検査

口腔はひとつの臓器であるとわたしたちは考えています。胃や心臓のようにその一部に問題が起きると全体の機能に影響が出るのです。歯が悪くなる原因は「虫歯」「歯周病」「咬合」の3つです。

言い換えると
① 硬い歯そのものの問題
② 歯の周囲、歯茎や骨の問題
③ 歯や顎に加わるストレス(力)の問題
なのです。

例え虫歯一本の治療であってもこのことを怠り治療を行えば大きなトラブルにつながりかねません。
今までこれらについて十分な検査と説明を受けたことがあったでしょうか? また、その説明で十分にご自分の口腔内の状況を理解できたでしょうか? この3点についてすべての歯と歯茎、顎の関節や筋肉の状態について精密に検査し、 口腔の現状をあなた自身が十分にわかることが治療効果に大きく影響するのです。出来る限りわかりやすく状況をお話し、現状の現実を知って頂くことが治療のスタートラインになるのです。ご自分のお口です。自分でわかって、自分で考えて、自分で決めることが出来るのですよ。十分な情報提供や専門家としてのアドバイスにより、治療の方針決定を共有することは、 お互いの納得と理解につながり、治療をより効果的にすすめられ、治療効果をより高く上げることが出来るのです。


一般的に、歯科医院に行くと自動的にレントゲン室に通され、頭の周りをぐるっと回るレントゲンを撮り、診療台に座って待ちます。歯科医師は、レントゲンとお口の中を見比べて、すぐに歯を削り出しませんか? はたしてこれであなたの歯の状況は十分に診断できているのでしょうか?
歯は例え1ミリでも削れば絶対に元通りには戻らないのです。
治療した歯ほど将来の不安を残すことを忘れてはいけません。

当院では
①Examination Ⅰ  ②Examination Ⅱ  ③Examination Ⅲ
によってあなた自身も気づいていない歯の抱えた問題について精密な情報を得て、診断の精度を高めます。

検査Ⅰ ExaminationⅠ

あなたにとって最適最善の治療をするために、正しい診断の情報として、精密な検査をします。

① 口腔内写真
② 参考用模型製作のための歯型とり 
③ 歯周組織検査
④ 虫歯・歯周病の原因の検査 
⑤ デンタル18枚法レントゲン撮影
⑥ 顔貌写真撮影

1回目の検査60分でこれらの情報を取得します。検査中は検査の説明や意味についてわかりやすく説明して、検査を体感して頂きます。

口腔内写真

日常生活の中で、手の汚れや爪が伸びた状態は、自分でいつでも目で見て確認することができます。なので自分で気づき、自分で手を洗い、爪を切ります。(セルフケア)

しかし、お口の中は? 見えそうで見えないところ。日常見えるところは前歯など限られたところです。日頃から奥歯や上の歯の裏側などを見て、状況を知っていますか?また、正常な状態をご存知ですか? ヤニや茶渋や歯石がベッタリなんていうことはありませんか?普段、唇や頬で隠されているところがよく見えます。
皆さん「まさか!」と仰います。治療によってもお口の状況は日々改善され変化していきます。

参考用模型製作のための歯型とり

治療前の歯型の模型を作り、説明します。
立体的な模型を手にとって見て頂きます。
思った以上に歯が大きく思えたり、歯並びの悪さに気づくことも…。
特にこの模型には顎の関節や筋肉がないのでお口を全開にして診ることができます。直接診ることが難しいものも診ることができます。

歯周組織検査

あなたは歯周病の検査を受けたことがありますか?
当院にお出でになった初診患者さん約1000名に実施したアンケート結果では8%しか受けたことがないと回答しました。例え、検査をしていても、検査方法やその意味などについて説明がないと覚えていないのはしかたのないことです。せっかく検査するのにもったいない。
ご自分で気づいた時には手遅れになりやすい歯周病の進行の状態を、歯茎の抵抗力や歯の揺れ、歯茎からの出血を数値で記録します。すべての歯の周囲の歯茎を記録ポイントで168ポイントを記録します。検査は説明をしながら、見て頂き、感じて頂きながら行います。
この検査で「痛い!」と感じたあなたは深刻な歯周病かも??
この検査は非常に難しい検査で、高度な知識と経験が必要です。専門家である歯科衛生士でさえこの検査を正確にできる方が少ないのです。当院では、歯周病治療では非常に有名なスウェーデンイエテボリ大学歯周病科で実践性ている生物学的歯周組織の理解をベースに世界的歯周病の権威であるイエテボリ大学歯周病科名誉教授リンデ先生が日本人で最も信頼している奥羽大学名誉教授岡本浩先生と竹内泰子先生の指導のもと、歯科医師、歯科衛生士が検査を行います。

虫歯・歯周病の検査

歯科の2大疾患といわれる虫歯と歯周病の原因をご存じでしょうか?
原因を解決することなくされる治療は時間とお金の無駄であり、再発を繰り返すことは言うまでもありません。虫歯や歯周病になった方は必ずこの原因があるのです。
歯を表・裏・左右両隣りの4面にわけで虫歯と歯周病の原因「デンタルプラーク」の付着状態を検査します。(オーレリーのプラークコントロールレコード)

デンタル18枚法レントゲンデジタル撮影

レントゲンというと大きな機械に顎をのせて頭の周りをぐるっと回る大きなレントゲンを思い浮かべる方が多いかと思います。
あのレントゲンは通称パノラマといって、フィルムとレントゲンが出るところが頭を挟んで回るので、フィルムと歯以外に頭蓋骨が重なって写ってしまい正確な診断には不十分な情報です。
あくまでも大きな虫歯やかなり進行した歯周病の診断にのみ有効です。
大学教育においてもパノラマでは虫歯の診断は出来ないとされています。当院では、パノラマの数倍の解像度で診断が可能なデンタルレントゲンでの検査を致します。頭蓋骨の重複のない2・3本の歯のみを撮影するこの撮影法は、撮影者に高い技術が要求され、しかも最も正確な撮影法として18枚法で行うため時間もかかります。
健康保険では歯周病の診断があれば簡単に撮影できるパノラマが算定できるため、ほとんどの歯科医院ではパノラマのみでの診断をしています。
当院では撮影者に技術指導を義務付け、短時間に高い精度のデンタルレントゲンを撮影致します。
また、デジタル撮影のため従来のアナログフィルムのように現像に時間がかからず、その場で診ることが可能で、しかも被爆量はアナログフィルムの半分です。

レントゲン検査の効果 詳細はこちら



レントゲン撮影

レントゲンの読影が非常に重要です。歯科ではいろいろなレントゲン撮影をしますが、虫歯の検査はデンタルレントゲンという小さなフィルムを口の中に入れて撮影します。撮影には熟練の技術が必要です。


デジタルレントゲン撮影

一度に2・3本だけの歯を撮影する。
像の重複がなく鮮明な画像が得られる。
撮影技術は熟練が必要で難しい。

よくある顎を大きな器械にのせて頭をグルッと回る器械でのパノラマ撮影では虫歯を診断することはできません。



パノラマレントゲン撮影

簡単な操作で一度に広範囲を撮影できる。

撮影が簡単で時間も短い。

1本の歯に対して反対側の歯や骨が重複して写ってしまい、その分鮮明な画像が得られない。
虫歯の診断には不適当。 特に前歯は首の骨が重複し診断は不可能。



顔貌写真撮影

歯の治療によって顔貌も変化することが多い。矯正治療や大がかりな噛み合わせの治療、審美治療はもとより、1本の詰め物でも表情に大きな違いが表れることがよくあります。


このような検査資料も、診断する人の知識と経験によって治療方針に大きな影響を及ぼします。
例えばA先生が「抜歯」と判断した歯をB先生は「保存可能」と判断します。 その結果は天と地ほど異なり、あなたの人生を大きく左右するほどのことになりかねません。
「保存可能」と診断する先生は、その歯を保存できる技術と、保存した経験があるのではないでしょうか? 
こんな患者さんがお出でになりました。 「3つの医院で診て頂いて3つの医院ともインプラントでないと治療は無理と言われたので仕方なくインプラント治療を受けた」というのです。 私が診る限り、インプラントでなければ治療できないような状況ではなく、特別難しいケースでもありませんでした。 どうして3つの医院で「インプラントでないと治療できない」といったか? それは、その患者さんと同じように「抜きたくない。インプラントにしたくない。」という先生の気持ちではなかったのでしょう。




メールフォーム

医院のご紹介

↑toppage