2014年6月24日 (火) 21:02
6月19日(木)CDC6月例会で特別講演として今、テレビなどで話題の「TCH」について東京医科歯科大学歯学部顎関節治療部長の木野孔司先生をお迎えしてご講演頂きました。(画像は懇親会で)
TCHとは
慈恵会医科大学の杉崎正志先生・東京医科歯科大学の木野孔司先生が提唱した概念で、覚醒時に持続的に上下歯列の一部もしくは全部を接触させる癖です。
この癖があなたの顎や歯、そして全身の体調にも大きく影響しているのです。
木野先生には3年ほど前、次世代の顎関節症治療を考える会の第一回会合のときにお世話になり、その後顎関節治療部に見学に行かせて頂いてからのお付き合いさせて頂いています。
今回はCDCの先生方に是非ともTCHの考え方を勉強して頂こうと木野先生にお願いしたところご講演頂けることになりました。
当院では年間30症例ほどですがTCHの是正指導をしており、すべての症例で症状の改善がはかれています。
もちろん、根本的に咬合の問題を持った患者さんもいらっしゃるのでTCHの改善後修復物の改善をはかる場合もありますが、多くの場合「しみなくなった」「違和感がとれた」「あんなにひどかった頭痛がうそのように消えた」などたくさんの効果が見られています。
木野先生はとても優しい先生で若い歯科医師でも上から目線でなく、しっかりとお話をきいて下さる先生です。
その思いには熱いものがあり、診療では厳しい声も発されます。
この考えがすべての歯科医に伝われば顎関節症や咬合関連の症状はなくなるでしょう。
TCHについて詳しくはとういんHPをご覧ください。
http://www.ymd-dc.com/tmd_tch/index.html
カテゴリー: 未分類 | コメントはまだありません