2014年11月5日 (水) 18:59
10月27日(月)NHKプロフェッショナル仕事の流儀にはじめて歯科医師が紹介されました。
山形県酒田市で予防を中心に世界的な業績をあげている熊谷崇先生72歳です。
横浜で補綴(セラミックなど冠をつくる)を得意として開業していた熊谷先生は35年前奥様のご実家山形に行くことになり、予防をはじめたそうです。
熊谷先生のオーラルフィジシャンコース(予防を実践したい先生のコース)を受講した約500名のうち実践しているのは50名だそうです。
予防では日本で最も著名な先生が直接教えても、たったこれだけしか予防を実践できている歯科医院がないのです。
おかしいと思いませんか?
ネット上ホームページにはどこでも「予防」の文字がみられます。
今や歯科界では「予防」はマーケッティング(患者を集めるために)に使われる言葉になっています。
「毎月予防のために通っているのに・・・。」と虫歯や歯周病が起きてがっかりしている方も多いようです。
実は、都内では特に予防の実践は難しいんですよ。
なぜなら、都内は地代と人件費が高いからです。
山形と都内と予防の費用はそう変わりません。
都内で予防が難しいのは経営の問題なんです。
予防には実績が必要です。
実際に効果がなければメインテナンスに来る患者さんは減っていくでしょう。
あなたの行かれている歯科医院にはいったい何人のメインテナンス患者さんが来ているのでしょう?
当院は1970年代、渡米した先代が米国の第1期予防ブームに遭遇し、土産の代わりにトランクいっぱいの歯ブラシを詰め込んで帰国し、歯磨き指導をはじめた頃からの長い歴史を持っています。
都内は転勤も多くさすがに熊谷先生には及びませんが約700名の患者さんがメインテナンスにお出でになっています。
多分、都内ではとびぬけて多いのでは?
それは、予防歴40年以上の当院のノウハウがあるからです。
中には30年以上通い続けていらっしゃる患者さんもいます。
見学者の方は通院歴の長さに皆驚かれます。
皆さんとても熱心で健康に対する意識が高い患者さんばかりです。
そんな患者さんに支持して頂き今の当院があるのだと思います。
ありがとうございます。
やはり、治療がないのが幸せですよ!
カテゴリー: 未分類 | コメントはまだありません