山田歯科医院|渋谷区幡ヶ谷|一般・小児・審美・矯正歯科など

歯科難民を救え!Dr.Yamada'sブログ

2014歯科臨床研鑽会総会in東京

2014年2月20日 (木) 20:13

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2月16日前夜祭に続き総会が開催されました。

 

今回の講演は東は内藤正裕先生、西は六人部慶彦先生のお2人。

お2人とも補綴の大家です。

内藤先生のお話は何回聞いたことがあるのですが、六人部先生は初めてでした。

六人部先生はまさに神業的なテクニックの持ち主で言い方をかえると「超オタク」ですが、治療にかける情熱と時間は半端ではありません。

たった1本の歯を仮歯から入れるのに多分半年以上の時間を費やして入れられるのだと思います。

とても普通の患者さんなら待ちきれないのでは?

それでも出来上がったセラミックの歯は素晴らしいです。

きっと費用も素晴らしいと思いますが・・・。

内藤先生は講演中に「六人部先生のようにはなれません。ならないで下さい。」と言っていました。

これだけのことをするのは普通の人ではできない。多くの犠牲を払ってこれだけのことをするには相当の覚悟が必要・・・とのことでした。

内藤先生はさすがに長い経験から歯科臨床の難しさや一人の歯科医師の限界などについて若い歯科医師向けにお話をされました。

ただきれいな、上手な治療をするのではなく、自分の腕の限界をしっかりと見極め、長期的な視点から治療を進めることが大切なのだとお話を伺いながら再確認しました。

最近、多くの大家が自分の失敗を示し、若き歯科医に警鐘を鳴らすことが多くなりました。

最新の技術に踊らされ、自己満足的な治療が特に若い歯科医師に目立つのがこれからの歯科界の大きな不安です。

 

 

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2014歯科臨床研鑽会総会前夜祭

2014年2月19日 (水) 14:55

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2月15日歯科臨床研鑽会総会に先立って前夜祭が行われました。

歯科臨床研鑽会は西の高田先生、東の櫻井先生(画像)を中心に若手の実力のある先生が集まる会です。

どちらかというと最新の技術を追い求める先鋭的な会と言ったらいいでしょうか・・・?

前夜祭と言ってもただの呑み会では終わらず、6名の先生方のプレゼンテーションがありました。

内容は若手の症例に対する相談や過去に発表された治療のその後の経過、また、斬新な治療方法など若手の会にふさわしい元気なプレゼンテーションでした。

初めて発表される先生もいらっしゃり準備も大変だったことと思いました。

それでもそんな経験は成長のためには必要なのです。

人前で発表するということはとても責任の重いととなのです。

私も講演や勉強会でお話をさせて頂きますが、自分の発言の根拠をしっかりと示す必要があり、その準備はとても大変です。

前夜祭には翌日の総会の演者であるくれない塾の内藤先生も出席され発表を聞いて翌日のご講演の内容に手を入れて下さると熱が入っていました。

50代の集まったテーブルでは発表にブツブツ唸る先生がたくさんいましたが、そんな世代の私たちにも良い刺激となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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講演に行ってきましたin札幌

2014年2月3日 (月) 21:22

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2月2日(日)札幌の東京ドームホテル札幌で開催されました北日本インプラント研究会の新年交礼会で講演をさせて頂きました。

北日本インプラント研究会には8年ほど前からお世話になっており、今回は新しい会員に向けて歯科医療の本質や患者さんとの良好な信頼関係を築くために大切なコミュニケーションの重要性についてお話尾しました。

日本歯科医療管理学会会長の永山先生や北海道医療大学補綴科の越智教授にもご出席頂き盛会に終えることができました。

永山先生から「山田先生の言うように歯科医療においてコミュニケーションはとても大切だとは思うが、果たしてそれだけ詳細にわたるコミュニケーションをとって経営的にどうなのか?」とのご質問を頂きました。

歯科医療において患者さんとお話しすることは大切なことであるのは皆さんご理解して頂いているとは思いますが、実はネックになるのはお話を伺う時間が経営的にマイナスになるという見方があるのです。

確かに歯科医療はしゃべっていても1円にもならないのは事実です。

しかし、お話を通して患者さんの考えが明確になり、治療に対して理解が進み、協力が得られることはのちの治療の効果を高めることに役立つだけでなく、治療した歯を長持ちさせることができるのです。

この効果は、例え経営的にマイナスであっても患者さんにとっては大きなメリットとなり、長い時間の経過の中で大きな違いとなるのです。

その結果が、現在の山田歯科医院が700名を超えるメインテナンス患者さんとその患者さんからのご紹介でお出でになる新しい患者さんだけで成り立っている事実につながるのです。

 

確かに、経営的には決して効率の良いやり方ではないと思いますが、患者さん本意と考えるならば医院経営的にもメリットは大きいのではないかと私は思うのです。

当院での治療の恩恵を受けた患者さんが、喜んで下さり、ご紹介を頂くことが当院の実績であり、3代続く当院の誇りでもあるのです。

まだまだ逆風強い中、負けずに頑張ろうと思います。

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